ポールはつながっている通りに組み立てるだけなど、初心者でも簡単に設置できるよう工夫されています。重さは3㌔以下と軽量ながら、厚手の生地が使われているので丈夫です。
この夏、道具をそろえて
キャンプデビュー!
キャンプに挑戦したいけど、道具選びに迷っている人も多いのでは。
初心者にうれしい機能、価格、見た目を備えたアイテムを、
登山、スキー、アウトドア用品の専門店「ラリーグラス」の
田村友樹さんにセレクトしてもらいました。


新潟県燕三条の職人が作る熱、キズ、汚れに強いテーブル。ステンレス製の天板は熱した鍋やバーナーなどを直接置けて、丸ごと水洗いがOK。畳むと約2.5㌢の薄さになります。

「キャンプ中は椅子で過ごす時間が長いので、ぜひこだわって」と田村さん。背もたれが長く、リラックスできるように設計されたチェアです。おしゃれで、おうちキャンプにもぴったり。

かつて北米の鉄道で使われていたレイルロードランタンを模したデザイン。気泡の入ったアンティーク調のガラスで雰囲気があります。取り扱いしやすい充電式のLEDライトを採用。

わずか30秒で組み立てられるたき火台。バーベキューもできます。「直火ができないキャンプ場がほとんどなので、たき火台は必須です。ぜひご用意を」と田村さんも一押し。

地面のでこぼこや冷えを和らげます。日本の寝袋メーカー「イスカ」のマットレスは空気で膨らみ、バルブを調整して丸めるとコンパクトに収納できます。

寝袋の中綿は化学繊維と羽毛の2種がありますが、初心者は価格が手頃な化繊がおすすめ。春・夏・秋の3シーズン使える、対応温度域が0~マイナス5度程度のタイプが便利です。


自然の中で思い切り深呼吸をして、気ままに過ごすのがキャンプの醍醐味。ゆっくりたき火をして、いつの間にか夜が更けるー。そうした“何もしない時間”を大事にしています。夏のキャンプは熱中症に気を付けて、自然が美しい場所ほど虫も元気なので、虫よけ対策もお忘れなく。