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おかえりなさい。
熊本城天守閣が完全復旧

 日本三名城の一つに数えられる熊本城。
熊本地震の被災後、復旧が進んでいた天守閣の工事が完全に終わり、今春一般公開されます。
復興のシンボルとして人々の心を支える熊本城天守閣の雄姿が戻りました。
2037年度予定の熊本城全体の復旧に向けて一歩一歩前進しています。

4月26日から天守閣内部を公開

 熊本地震から5年となる今春、熊本城の天守閣が完全復旧します。2019年の大天守外観復旧に伴う特別公開、20年の特別見学通路開通による特別公開に続く第3弾の特別公開がまもなく始動。4月26日(月)から天守閣内部が一般公開されます。

 西出丸から頬当御門跡を通り、国指定重要文化財の宇土櫓うどやぐらなどを見学しながら天守閣に向かう北ルートが一つ。もう一つは特別見学通路から、飯田丸・二様にようの石垣、東竹の丸の国指定重要文化財櫓群などを見ながら天守閣へ続く南ルートです。

 天守閣内の展示内容もリニューアル。大天守最上階から城全体を見渡したり、熊本の景色を楽しんだりすることができます。

全体の復旧へ着実に進んでいく

 熊本城天守閣は大天守と小天守が石垣の上に凛々しく並んでいます。熊本地震では大天守の瓦が落下し、小天守の石垣が崩れるなどの被害が出ました。地震に備えた最新技術と伝統技法を融合させた緻密な復旧作業が続けられてきました。城全体が元の姿に戻るまで着実に歩みを進めていきます。

大天守最上階からの展望

見守られる復興のシンボル

長塀の工事が完了、元の姿戻る

 今年1月、坪井川に面した長塀の復旧工事が完了しました。長さ約242メートル、国指定重要文化財である長塀は熊本地震で東側の約80メートルが倒壊。工事では補強が施され強度が増しました。

復旧した長塀

特別見学通路から変化を間近に

 昨年、復旧工事期間でも安全に見学できる特別見学通路が整備されました。全長約350メートル、高さ約6メートルの「空中回廊」から地震被害や復旧の状況を間近に見ることができます。

 奉行丸には、被災した約2400個の石垣の石が並べられ、復旧に向けて保管されています。「奇跡の一本石垣」と呼ばれた飯田丸五階櫓は現在、建物が解体されています。

 二様の石垣は異なる時代の二つの石垣を見比べることで石積みの技術革新を知ることができる注目スポット。

 復旧期間だけしか見られない光景もあり、これまでと違った視点で熊本城の今を目に焼き付けることができます。

見学通路からの眺め
二様の石垣

特別公開第3弾 熊本城 天守閣公開

公開日
2021年4月26日(月)※予定
公開時間
9:00〜17:00(最終入園16:30)
入園料(4/26~)
高校生以上800円、小中学生300円 ほか
※開催中の「特別公開第2弾」は入園料(~4/25)/高校生以上500円、小・中学生200円
問い合わせ 熊本城運営センター ☎︎096-223-5011(9:00〜17:00)